ザレゴト

おもいのまま、おもいつくまま

こんなに静かな時をすごすのは久しぶり

テレビカード入れたけど

まだ見てない

財布に1000円札たった1枚とジャリ銭しか入ってなかったから

テレビカード1枚しか買えなくて

そのあとATMでお金おろしたけど

うっかり

1万円札だったのでカード買えない

 

故に大事に見ないとテレビ見たい時に見られなくなる

 

だからとても静か

静かすぎる

 

いつもテレビつけっぱなしだし

誰かいるから話してるし

 

たまには

こんな静かなのもいいのかも

 

明日はさすがに見られないかな

見るつもりだけどね

大変なことになった

30年以上前にやった手術の跡が問題になった

癒着してたらダヴィンチ無理かも

腹腔鏡手術はてきるかも

できないかも

開けてみないと

癒着の具合見ないとなんとも言えない

ただ4時間では多分終わらない5時間も6時間もかかるかも

 

あげくに腫瘍だけじゃなく腎臓ごとになるかも

 

まあもう覚悟は決めてる

 

任せるしかないので

 

悪いことは言っても

そこはそうそうそうはならないでしょ

 

もう寝なと言い残して帰っていった

妹たち

また来た

麻酔科の先生

違う人が来た

明日麻酔を担当しますって言ってたから

さっきの人はちがうのか?

 

さっきよりキビキビしててよかったけど

 

なんかお腹空いてきたんだけど

夕飯持ってきてくれるかな

 

気が小さいからこなくても

言えないかも

我慢しちゃうかも

 

すんな!

 

なんか疲れた

 

疲れたのよ

 

入院した

個室代はケチって4人部屋を希望したんだけど

女性の大部屋は空いてないので

個室へ入れてもらいました

 

大きな窓ガラスあっていい眺め

富士山見えたり

お堀が見えたり

公園が見えたり

でもホテルじゃないんだよね

病院です

 

パジャマ着てることと点滴してること

あとは入れ替わり立ち替わり色んな人がやってくる

 

麻酔科の先生にオペ室ナース

病棟ナースもいろいろ

大変ですねー

 

なんかお腹すいちゃったよ

 

肝機能があまり良くなければ

薬を代謝できないから

オペはできません的なことを言われたけど

いかがでしょうか

 

もうやってくださいよ、オペ

朝イチだとのこと

入院手続き

事務方の確認後、薬剤師、栄養士、看護師と

どんどん人が変わり説明をうけた

 

いよいよか

 

心配

不安

 

たけど思った以上にぐーぐー眠れる

 

腹括ったからね

 

どこに病棟があって

どこに入院するか

手術は何時からなのかもわからないけど

もうなるようにしかならない

 

投げやりではなく

どうにでもなれって感じ

 

任せるしかない

委ねるしかない

それしかできない

 

それでいい

 

診断書

職場へ提出する診断書

はっきり腎癌って書いてあった

 

もうちょっと濁してくれてもいいのでは?

と思ったくらい

 

ちょっと手が震えた

でも大丈夫

 

きっと大丈夫

 

きっとね

 

サイゴ

とりあえず現職場の出勤は今日でおしまい。

イヤでイヤでたまらず

辞める手筈を整えたら

CTで腫瘍が見つかった。

先走ったか、と悔やみもしたけど

恩師の導き、支えがあって

なんとかもちこたえてる。

 

明日受診して月曜日に入院、火曜日に手術。

不安だし

心配事がつきなくて

夜もオチオチ寝ちゃあいられない。

ってこともないんだけど。

 

無事生還できることだけ祈っておこう。

 

シゴト、無事終了すること

まずはそこだ。

 

ああ、今日も憂鬱。